『ねぇパパ、あの大きな牛、血ぃ出して倒れたよ?死んじゃうの?』 『大丈夫だよ、チャイboy。牛はこの後病院に運ばれて治してもらうんだ。』 『ふぅ〜ん、じゃあ死なないんだね♪』 そんな訳もなく、 闘牛は最後、マタドールに仕留められ崇高な死を迎える事になる。 『オ〜〜〜レイッ!』 『オォ〜〜〜〜〜、レイッ!』 『オォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜、レイッ!』 マタドールが巨大な牛を華麗に赤いビロードで交わしながら背中に短剣を刺して行く。 その度に満員の闘牛場から観客の熱い掛け声がこだまする。 幼い時に見た微かな私の記憶だ。 今想えば、マタドールの格好良さ、牛に対する死への尊さを同時に感じる事が出来、幼心に物凄く複雑な感情を覚えた。 また当然ながら、 マタドールも闘牛同様に死とは隣り合わせなのである。 魂と魂、プライドとプライドのぶつかり合い。 そして死。 お互いの命を架けて闘っている。 情熱の国スペインの国技。 崇高だ。 今現在は動物愛護団体の猛烈な批判抗議に逢い衰退の途を辿っている。 綺麗言抜きに、 この華麗なる数百年に渡る歴史、伝統文化にして国技を無くしてはならない。 追記 写真下の闘牛士はスペイン屈指の人気 マタドール。 ホセ・パディリヤ 彼はこれまでに30もの傷を負ったと言う。 左目を失い、頬骨・顎骨折、あばら骨骨折、右頭蓋骨頭皮を失う。 命懸けの国技と言われるのは伊達ではない。 だから、 生き残ったマタドール達は国民に愛され、尊敬されているのだ。
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