2月3日、節分の日。 恵方巻を食べながら、一年の幸福を願う夜、 イブキダイハーン号は、Aさんの許へと旅立ちました。 6時30分に夕飼いと人参をあげた時、 とても元気でペロリと平らげたそうですが、 9時頃に馬房を覗いてみると… 既に亡くなっていたそうです。 少しだけもがいた跡があったので、 心臓発作ではないかとの事でした。 怪我や病気もなく元気に過ごし、 その手を煩わせる事のない最期は、 苦難の末、Aさんと共に救ってくれた 浦野さんへの感謝の表れに他なりません。 Aさんが、閉鎖された養老牧場から3頭の高齢馬を 浦野さんの牧場へと導くまで… 信頼を寄せていた方からの妨害などにより、 想像を絶する程の心労があった事と思います。 イブキ君達を浦野さんの許へと委ねた後、 クラウドファンディングの事も一手に引き受け、 成功も見届けて…支援して下さった方々に感謝しながら その数ヶ月後に天へと還って行きました。 馬達の苦しみのない最期を何よりも願い その為に尽力して来たAさんは、 彼等の身代わりでもあるかのように… 痛みに耐えて耐えて、この世を去ったそうです。 Aさんは生前「福生」という所に住んでおられ、 馬達の為に沢山の福を生んで来られました。 イブキ君が一年の幸福を願う夜、 彼女の許へと旅立ったのは… 「一年分の幸福は貰ったから、もう十分」と 報告したかったのかも知れません。 写真は、Aさんがとても気に入っていた浦野牧場でのものと 自費で作っていた養老牧場の冊子の5年前のイブキ君です。
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