ですから、(あくまで一般的な傾向として)父譲りの末脚を生かして勝負したいディープインパクト産駒は、手先の軽い瞬発力のある馬が好走しやすい東京、京都、新潟等に標準を合わせたらいいと思いますし、ディープインパクト産駒にはスピードで敵わないけれども、代わりにタフな馬場をこなす傾向の強いステイゴールド産駒、ハーツクライ産駒、ゼンノロブロイ産駒などは阪神、中山、札幌、函館等を主戦場にして勝ちにいけば良いと思うんです。 それは「適性」を踏まえた戦略であって、逃げにはならないと思うから。 話が長くなってしまいましたが、以上のような理由から、シップにはシップに合った馬場を走らせてほしいと願っています。 個人的には、先程から申し上げているように、時計勝負になる馬場や、京都競馬場のように勝負どころで下り坂のあるような競馬場は向かないのかな?と思っています。 天皇賞春も京都大賞典も、周りがスムーズに加速する下り坂で、シップは頑張ってもなかなかスピードに乗れなくて負けてしまったように見えますので…。 逆に、宝塚記念や有馬記念の最後の坂のように、勝負の分かれ目がタフな登り坂になれば、シップは無類の強さを発揮するのではないでしょうか? 来年の凱旋門賞は、おそらくロンシャン競馬場が改修に入り、シャンテイ競馬場で行われることになると思います。 僕はシャンテイ競馬場がどういったコース形態かは知りませんが、やはり力の要る馬場でしょう。 また、ドバイシーマクラシックが行われる競馬場も、去年のジェンティルドンナの挑戦の際に「日本よりタフな馬場」と言われていましたから、シップには向くかもしれません。 それと、たびたび掲示板で書かれているキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス。賞金が低いので現実的には難しいかもしれませんが、欧州競馬の上半期頂上決戦と言われていますし(最近は重要度が落ちてきているそうですが)、好成績を残せば欧州でも評価され、先々の種牡馬価値に繋がるはずです。 そして、日本ではやはり宝塚記念と有馬記念。 いずれにせよ、シップに関わらず、馬は自分の走る場所を選べないですし、基本的に自分の意思に反して走ることを強いられていると思いますので(馬が走るのは、本来は敵から逃げるためなので)、せめてシップにとって走りやすい場所で…と願っています。 京都大賞典の回顧は以上です。
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