昨日のことである。 午前11時を回った頃だろうか。自治会費の集金に来た近所のおばちゃんと玄関先で話しこんでいた私のスマホに着信が入った。 会社の上司からだった。 私「もしもし、ばいありーです。お疲れ様です」 上司「おぅ、ばいありー君か、今どこにいる?」 私「自宅ですけど?」 上司「おぅ、そうか。今日は暇か?」 私「予定は特にありませんが...」 上司「じゃあ今から会社に来い。話したいことがある」 私「はぁ...」 とりあえず私は会社に向かった。 会社に着いた私を待っていたのは、橋本真也顔負けのトンパチ振りで社員から煙たがられている「トンパチ課長」と、男装(?)したマツコ・デラックスのような風貌の「マツコ係長」の2人であった。 私「お疲れ様です」 課長「おぅ、お疲れさん。とりあえず中に入れ」 私は会議室へ通された。 中に入るなり課長は、「ばいありー君、実はこの前のことなんだが...」 私は先日、課長に退社の意志を伝えてある。 私「私の意志は変わりませんが」 課長「まあまあ、そう意地にならないで...実はな、ばいありー君、君も知っての通り、わが社は今大事な時期なんだ。今君に辞められると困るんだよ」 私「それならこの間私がお願いしたこと、ちゃんと考えてくださいましたか?」 私は退社の意志を伝えた際、違法行為を繰り返す若い同僚について、厳しく指導するよう課長にお願いしていた。 課長「もちろんだ、〇〇にはちゃんと指導を行う。なあ、マツコさん」 課長は係長に相づちを求めたが、係長は無言であった。 それには理由がある。 理由は次回で書くことにする。
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