続きを書く。 マツコ係長がトンパチ課長の言葉にノーリアクションだったのは理由がある。 違法行為を繰り返していたのは、係長も同じだからである。 今でこそ係長はデスクワークに専念しているが、かつては親会社の作業現場で働いていた。 親会社のために良かれと思ったのだろうが、率先して違法行為を行って親会社にゴマをすっていた。私が指導をお願いした〇〇は係長のマネをして違法行為に手を染めた。 無論、係長は見て見ぬふり、それどころか私にまで「親会社を怒らせたら仕事が貰えないをだから」と、違法行為を行うことを半ば強要してきた。 要するに一番の悪党は、トンパチの隣にいるマツコ・デラックスである。 他の営業所から転任してきた課長は、そのことを知らないのだ。 もの言わぬマツコ・デラックスを不審に思ったのか、トンパチはマツコに席を外すよう命じた。 マツコ係長が退室した後、トンパチ課長は私に不思議そうな顔を向けて話し始めた。 課長「なんだアイツ?」 次回へ続く。
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