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とうけいにせい
  岩手
プロレスの話14( 女子プロレスについて)
2013/01/23 00:22

私は30年以上プロレスを見ているので、当然女子プロレスもたくさん見てきた。

その私が今の女子プロレスを見て思うことは、「強い女子レスラーがいなくなった」ということである。

長与千種、ライオネス飛鳥、ブル中野、北斗晶...
昔の女子レスラーは強い姿を見せるのが普通であった。強いから人気があったのだ。

今の女子プロレスは必要以上にビジュアルが強調されている。アイドル並みの容姿を持つ女の子たちがキャットファイトを繰り広げている。

ろくにトレーニングもせずにデビューするから、試合内容もお粗末だし、すぐに大ケガをして離脱したり、そのまま引退してしまう半人前がぞろぞろ出て来る、という有り様である。

90年代の全女の看板レスラーだったアジャ・コング、豊田真奈美、井上京子らがまだ現役で、若手レスラーをイビり倒しているが、彼女たちは私と同年代、はっきり言って40過ぎのオバチャンである。彼女たちがまだまだ現役バリバリである、という事実が今の女子プロレスの現状を分かりやすく表現している。

敢えて言う、今の女子プロレス界は氷河期である。

ただし、希望がないわけではない。

今の女子プロレス界に必要なのは、強さとビジュアルを併せ持つカリスマ的存在になりうる女性である。

私は、写真の2人のレスラーに注目している。

写真上は浜田文子、グラン浜田の娘としても有名な彼女は、現在の女子プロレス界では実力ナンバーワンと言ってもいいだろう。御覧の通り容姿も端麗である。(デビュー当時の彼女は、戦う一色紗英と名付けたくなるほど可愛かった)

写真下は桜花由美、元声優志望の美人レスラーである。最近、悪役ファイトに目覚めてからファイトが一皮むけて凄味がでてきた。

2人のファイトは「プロレスリングWAVE」という団体の試合で見ることができる。

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