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とうけいにせい
  岩手
逃げ馬の話3( タップダンスシチーと競争馬の行く末について)
2013/01/28 22:17

逃げ馬の話をもう1つ書く。

JC、宝塚記念制覇、金鯱賞3連覇など、遅咲きの逃げ馬として活躍したタップダンスシチーである。

実はこの馬、少し前に消息がわからなくなり、ネット上で「殺処分されたのでは?」とか「すでに食肉処理された?」とか、ちょっとした騒ぎになったが、「競争馬のふるさと案内所」のHPで「現在は個人の牧場に繋養されていて、見学等はできませんが、馬は元気です」という情報が載せられたので、生存はしているようである。

一昔前のハルウララのようなことにはならなかったようで、一安心である。
(ハルウララはつい最近まで、千葉県内のホースセラピー用の施設に居たらしいが、現在の消息は不明である。生きていてくれればいいが....)

タップダンスシチーが元気でいてくれるのはなによりだが、先行きは決して明るくはない。
繋養先の牧場を放り出される可能性がない、とは言えないからだ。

JRAでは「功労馬繋養展示事業」という制度を設けている。
競争馬の年金制度のようなモノで、功労馬と認められた競争馬には、14歳から月額2万円がJRAから繋養先に補助金が支給される。

しかし、以前は月額3万円だった。

経費削減に躍起になっているJRAは、去年から支給額を減額したのである。
「いくら功労馬でも、引退した馬の面倒をいつまでも見てはいられない」というのがJRAの本音であろう。

現在、元競争馬が余生を送れる場所は、生まれ故郷の牧場か、NPO法人が運営する専用の繋養施設のどちらかである。心ある人が個人で面倒を見る、ということは極めて稀である。どこにも行けない馬は、屠殺場しか行くところがない(-_-;)

NPO法人も、有志の寄付で運営資金を賄っている状態である。
団体によっては一口馬主と同じ要領で出資金を募っているところもある。

興味のある方は、是非とも関係各所のHP等をご覧になっていただきたい。
かつてファンだった競争馬の命をつなげるのは、あなたかもしれないのだから。

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