数年前の話だが、命名について考えさせられた話題があったので、そのことについて書く。 アメリカ・ペンシルバニア州に住む人物が、3歳になる息子のために名前入りのバースデーケーキをスーパーに注文したところ、ある理由から、注文を受け付けてもらえなかった。 その理由とは、息子の名前が「アドルフ・ヒトラー」だったからだ。 アドルフ君の両親はネオナチに傾倒しているそうで、父親の腕にはカギ十字のタトゥーがあるし、アドルフ君の他にも子供がいるそうだが、その子にもネオナチに関係した名前をつけているそうだ。 この件については様々な人がTwitter等で言及しているが、注文を断ったスーパーの対応を「妥当である」と支持する意見が大多数だったそうだ。 人種差別と排斥を旗印に悪事を繰り返すネオナチという存在が、欧米各国にとっては頭痛のタネでしかない、ということを端的に現した騒動である。 日本でも似たような命名騒動があった。 1993年に起こった、生まれたばかりの息子に「悪魔」と名付けて市役所に届け出た男性が「将来的に、名前によって子供が不利益を被る恐れがある」として受理されなかったことを不服として裁判で争った「悪魔ちゃん命名騒動」である。 この時はマスコミが過剰に煽ったせいもあるが、「子供に名前をつけるのは親の権利」という肯定派と、「悪魔という名前で不利益を被る恐れがあることが予測されるのにその名前をつけるのは人道的に許されることではない」という否定派が真っ向からぶつかりあった。 結局は「亜駆」という名前で落ち着いたそうだか、この騒動については、父親が何らかの意図を持って故意に「悪魔」という名前をつけたのではないか、という疑念が残る。 (理由はいまいち分からないが...) いずれにしても、子供自身が自分の名前をつける、ということはできないのだから、名前をつける方としては、それなりの責任があるということを十分認識してからつけて欲しいものである。
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