全国8000万人のプロレスファンのみなさん、こんばんは(^^)nプロ会報Vol.30をお送りします。 告知でもお知らせした通り、今回のおはなしは... (1)イタミ・ヒデオ、WWE見参 ☆今月11日(現地時間)、アメリカ・フロリダ州で行なわれたNXT(WWEの下部団体)の試合でイタミ・ヒデオなる日本人レスラーがデビューしました。 すでにご存じだと思いますが、イタミ・ヒデオとはNOAH退団後にWWE入団を果たしたKENTAの新しいリングネームです。 当初は「KENTA」のままでデビューするものと思われましたが、WWEという団体はリングネームを商標登録するのが普通なので、「KENTA」のままでは後々(例えば日本マットに復帰する時に)トラブルが起こることが懸念されるために、WWE用のリングネーム「イタミ・ヒデオ」を名乗ったものと推察されます。 試合は世界170ヵ国で中継され、イタミ・ヒデオは対戦相手を終始圧倒して快勝、最大目標であるWWEデビューに向けて順調なスタートを切りました。 イタミ・ヒデオの今後に要注目です(^^)/ (2)「プロレスで食っていく」ということ ☆先日、大日本プロレスの若手有望株だった石川晋也選手が引退を発表しました。 石川選手は一橋大学出身で、某一流企業の内定を断って大日本プロレス入りした選手です。 石川選手は先日結婚を発表したばかりで、これからは「よき家庭を築く」ために引退し、一般企業に就職するのだそうです。 ここで一つ疑問点が出てきました。 「よき家庭を築く」ために引退して一般企業に就職する.....これは何を意味するのでしょうか? 答えは一つ「経済的理由で引退する」ということですよ。 つまり、今のプロレスラーとしての収入では家族を養っていくことは難しいということです。 大日本プロレスは今年で旗揚げ20周年を迎え、インディー団体の中では比較的資金カのある団体です。 しかし、石川選手のような将来を嘱望されたレスラーが「家族を養うため」に引退を決断しなければならないほど、その財政状況は逼迫しています。 現に大日本プロレスの主カレスラーで、プロレス一本で生計を立てられているのは、関本大介選手だけです。あとの選手は飲食店や運送業といった副業をもちながらプロレスを続けているのです。 (関本選手は他団体でレギュラー参戦しているのでプロレス一本で生計を立てられるのです) 現在のプロレス界で、プロレス一本で生計を立てられる選手はほんの一握り、大多数の選手が副業を持ちながらプロレスを続けているか、経済的理由でプロレスを辞めていくか、どちらかの選択を強いられています。 その昔、ジャイアント馬場さんの年俸は3億円だったそうです。長嶋茂雄さん、王貞治さんの年俸が5000万円だった頃の3億です。 現在の貨幣価値に換算すると、10億は下らないでしょう。 かつてプロレスはプロ野球以上に「夢を売る商売」だったのです。 それが今では「食っていくためにプロレスを諦めなければならない」ところにまで落ちぶれてしまったのです。 このことを業界全体が認識しなければ、プロレス再興はあり得ません。 新日だけが潤えばいいのではないのです。
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