益春菜(ます・はるな)はオートレース選手養成所第32期生で川口オートに配属される新人女性オートレーサー。 新春恒例の地元川口のニューイヤーカップでは1級車に乗り替わり早々、ハンデに恵まれたとはいえ並み居るS級選手の追撃を許さず、女性選手ながら32期生最初の優勝者となる快挙達成。勢いそのまま今月の船橋遠征では4日間開催オール1着という完全Vの内容で2回目の優勝。 将来を大いに嘱望される選手である。 … 。 ただ、益春菜の場合は「その前の」キャリアがハンパではない。 そこら辺の普通のアンチャンが高校を出た後、プラプラしたのちに養成所に入所したわけではない。 モトクロスの世界ではその名前を知らない者はおらず、08〜11年まで4年連続で全日本モトクロス選手権レディースクラスチャンピオンで「絶対女王」の位置にいた人。 1期先輩の佐藤摩弥が07〜09年で11位・7位・7位だから、益春菜がどれだけのものか?と。 まぁ、常識的に考えたら、こんなチャンピオンが「転向」なんてあり得ない話で。 … 。 そこら辺は早い話しが金の問題らしいけどね。 ホントにたいへんらしい。 続けたいけど続けられないくらいだというのだから、恵まれてないよね…。 モータースポーツに対する理解が日本では低いから気の毒な話しです。 … 。 オートレースも最近はロード出身とか佐藤や益のようなモトクロス出身だとか多くなった。 青山周平がオートに対応するのはなんとなく理解出来るが、不思議なのは「佐藤にしろ益にしろ、ダートで競ってきた人間がなぜにこんなに見事に舗装路のオートで対応出来るのか?しかも女性なのに。」ってこと。 ロード出身の男連中は概ね苦戦するのに、モトクロス出身の女性レーサーは凄いんですよねぇ〜。 ホールショットに賭ける集中力とか、競走へのメンタルとか、持ってるものが違うのでしょうか。 インタビューとか聞いていても、なにか余裕が違うんですよね。 … 。 ま、佐藤も頑張ってるけど、いずれは益はさらにその上をいく気がする。 その意味では益春菜にはとても注目している。 近いうちに男性に混じってS級選手になるだろうし、将来はタイトルを取れるくらいの活躍を願ってる。 確かに女性だから、体力面での劣勢は否めないけど… … 。 あと出来ることなら、伊集院忍のオート転向も希望。 … 。 って、ムリだろうな… 伊集院が転向してきたら自分も川口オート通いに戻ってもいい、とさえ思う。 … 。 あ、いや、何があっても競馬はやめませんけども…。
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