佐賀競馬に、昨年9月名古屋から移籍して来た4才牝馬スレイベル号。 12月13日午前6時15分頃、朝の調教中に、調教師さんを振り落として 競馬場から逃走、一般道へと飛び出し、驚いて止まった軽自動車に乗り上げて 天井やボンネット、フロントガラスを壊してしまったけれど… 運転していた男性の方もスレイベル号も怪我なく無事で、本当に安心しました。 今から23年前、デビュー前の大井競馬場で、物音に驚いて馬洗い場から逃げ出し、 高速道路を疾走した「スーパーオトメ」と言う名の牝馬がいました。 その9日後に無事デビューを果たして、競走馬として1勝を挙げただけでしたが、 メディアを賑わせ注目を集めた事も手伝ってか…引退後は繁殖に上がりました。 その産駒の中で、唯一デビューして荒尾で1勝を挙げた仔の名前が、 「ハシルコウソクドウ」 そして… スレイベル号が振り落とした調教師さんは、廃止後の荒尾から来られた方でした。 馬の縁は必ず何処かで繋がっていて、言葉を発する事が出来ないから、 行動を起こして気付いて欲しいと思うのか…注目を集める事で 自ら「生きる道」を切り開いて行っているようで、胸が熱くなります。 また…スーパーオトメ号は、2000年のJRA「20世紀の名馬大投票」で、 地方競馬1勝馬ながら、468位に選ばれたそうです。 私達ファンが、馬達の行動を記憶に留めて、ずっと忘れないでいれば… その生命を繋ぐ手伝いが出来るのではないかと思います。 1月6日、スレイベル号は佐賀7Rに出走し、11頭中9着でしたが… 無事にゴールしてくれて嬉しい限りでした。 この先も病気や怪我なく無事に無事に走って、スーパーオトメ号のように 牧場に帰り、母となってくれる事を願って止みません。 写真 〈上〉スレイベル号。 〈下〉スーパーオトメ号。
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